トップバナー

2009.10.29

事故:遊具に挟まれけが 3歳男児、車輪とペダルに足
筑豊緑地 / 福岡
(毎日jp)

27日午後4時40分ごろ、飯塚市仁保の筑豊緑地芝生広場で、 3歳の男児が遊具に足を挟まれたと119番があった。 男児は駆けつけた救急隊に救助されたが、左足に軽いけが。
遊具を設置した広島県のメーカーによると、遊具の対象年齢は6~12歳だが、広場に表示などはなかった。

広場を管理する財団法人・県公園管理センターによると、 事故があったのは「くるくるパトロール」と呼ばれる遊具。
座席とペダルの付いた車輪4基がスチールで十字に連結され、 ペダルをこぐと直径約2・5メートルの円を描いて時計回りに進む。

男児は車輪とペダルの間に左足を挟まれ、ペダルは逆回転しないようにつくられていたこともあり、 はずれなくなった。救急隊はペダルを取り付けていたねじをはずしてすき間を広げて男児を助け、病院に搬送した。
男児は田川郡から両親と遊びに来ていた。

(2009年10月29日 毎日jp)

2009.10.28

骨折事故で勝山市と男児側和解
 賠償額確定訴訟750万支払いへ
(福井新聞)

2006年4月、勝山市内の小学校で鉄製遊具の長いすブランコ(遊動木) で遊んでいた男児が左足の骨を折った事故で、 勝山市がけがをした男児を相手に損害賠償金額の確定を求めた民事訴訟は、 市が男児側に750万円余りを支払うことなどで和解が合意に達したことが27日分かった。 11月11日に福井地裁で和解する。

和解条項案によると、市が「十分な説明・配慮をしないまま、被害者を被告とする訴訟を提起」したことや 「文部科学省の通達にもかかわらず十分な管理監督を怠り、事故を生じさせた」 ことについて「謝意」を表明した。

その上で、事故から和解予定日の11月11日までに生じた通院治療費や交通費、後遺障害等慰謝料など、 損害賠償金として751万5277円(入院費は除く)を支払うとしている。
11日以降の損害、児童が受けた精神疾患は別途協議するとしている。
市は2日に開く臨時市会で損害賠償金を盛り込んだ補正予算案を上程する予定。

訴状などによると、06年4月19日の昼休み、 当時1年生だった男児が校庭に設置されていた長いすブランコで複数の児童と一緒に遊んでいたところ転倒。 鉄製の板と地面に左足を挟まれ、くるぶし部分を骨折した。
その後、福井市内の病院に110日間入院した。 市は話し合いによる解決を目指したが、まとまらず昨年5月1日、損害賠償金額の確定を求めて男児を相手に提訴した。
今年4月に福井地裁から和解案が示され協議を続けた結果、今月21日に合意に達した。

(2009年10月28日 福井新聞)

2009.10.28

公園の木から転落か? 千葉で小5生死亡
(産経ニュース)

27日午後5時半ごろ、千葉市緑区おゆみ野の「おゆみ野さくら公園」で、 近くに住む小学5年生男児の母親(41)から 「木から子供が落ちて意識がない」と119番通報があった。
消防隊員が駆けつけたところ、木の近くで倒れている男児を見つけた。
男児は病院に搬送されたが、午後7時10分ごろ、死亡が確認された。

県警千葉南署の調べによると、男児は友人2人と公園で、 高さ約2メートルの木の枝にかかっている電気ロープを使うなどして遊んでいたらしい。
男児が、木のそばで倒れているのを友人が発見。
友人が男児の自宅へ母親を呼び、母親が通報した。

同署によると、男児に目立った外傷はなく、詳しい死因などを調べている。

(2009年10月28日 産経ニュース)

2009.10.22

遊具燃やされる 小松の公園、テーブルに焦げ跡 市が警戒
(北國新聞)

小松市下粟津、矢田野町の「さわ池ふれあいパーク」で、遊具が燃やされたり、 休憩所のテーブルに火を付けた跡が見つかり、同市は22日、小松署に届けた。
同署は悪質ないたずらとみており、市は同日夜、周辺のパトロールを開始するなど警戒を強めている。   

市によると、17日にトンネル付き滑り台のトンネル部分が燃えて溶けているのが見つかり、使用禁止とした。
22日には休息所のテーブルに直径約10センチ、防災倉庫前のコンクリート2カ所に直径約50センチの焦げ跡が確認された。枯れ葉などを燃やした跡とみられるという。

さわ池ふれあいパークは市が整備し、2007(平成19)年3月に開園した。
芝生広場や多目的グラウンド、テニスコート2面を備え、小中学生もクラブ活動で利用している。
市は職員によるパトロールのほか、防犯灯の点灯時間延長で再発防止に努める。




(2009年10月23日 北國新聞)

2009.10.19

病院で事故状況を聞き取りへ(NHKニュース)

家庭や公園など、身近なところで起きた事故の再発防止を効果的に進めるため、消費者庁は、 けがをした人が手当てを受けている病院で本人や家族から事故の状況を聞き、 再発防止策を検討するという取り組みを始めることになりました。   

家庭で電化製品を使ったり公園の遊具で遊んだりしていて、けがをする事故の再発防止策は、 メーカーや専門の機関で分析や検討が行われていますが、
消費者庁は、けがをした本人や事故を見ていた家族から病院で話を聞けば、より効果的に対策を検討できるとして、 新たな取り組みを始めることにしました。

取り組みでは、全国およそ10の病院に協力してもらい、 手当てのため運ばれてきた本人や家族から専門の調査員が事故の状況を聞き取ります。
そして、集めた情報を医師や製品に詳しい専門家などが分析し、メーカーや関係する業界団体に注意を促したり、 行政指導を行ったりすることにしています。

すでに、東京の国立成育医療センターなどが専門機関と連携して、 子どもの事故を対象に原因の分析などを行っていますが、消費者庁では、より多くの情報を集約し、 検討された再発防止策を広く国民にも公表することで事故の減少につなげたい考えです。

消費者庁ではこの取り組みを来年度から始めたいとしていて、来年度予算の概算要求に盛り込んでいます。

(2009年10月19日 NHKニュース)

2009.10.15

公園遊具安全確保へ修繕 下野市、合併後初の統一点検
(下野新聞)

住民の憩いの場である公園の安全を確保しようと、市は傷んだ公園遊具の修繕を年内に完了させる。 2008年度、初めて専門家に市内92公園の遊具の老朽化度合いなどの点検を依頼し、 59公園の122基に修繕や撤去の必要性が指摘されたためだ。   

市は「旧3町では必ずしも統一的に公園の安全管理を行っていたわけではない」とし、 合併から丸3年が過ぎたタイミングで修繕に乗り出した。本年度予算の修繕費用は1千万円。 これまでは市担当者が年2回、全遊具の安全を目視でチェックしていたが 「金属の支柱内部がどれだけ劣化しているかなどは分からなかった」(都市計画課)という。

08年度の「公園施設製品安全管理士」らによる点検の対象は、 都市計画法に基づく「都市公園」で、市内にある公園の大半だ。
設置後30年以上がたっている遊具もあり「近い将来」「早急に」を合わせ「要修繕」とされた遊具が117基、 老朽化などで安全性が保てず「要廃棄」が5基あることが判明した。
この5基は今春、撤去済み。一部遊具は修繕待ちのため、使用を禁止している。

「要修繕」とされた遊具で目立つのはスプリングが付いた乗り物遊具の劣化(28基)、
ブランコのチェーン摩耗(26基)、転んだ際にけがを招きかねない支柱基礎のコンクリート露出(26基)など。
同課は「公園は地域活動の拠点。大切に、そして大いに利用してほしい」としている。

(2009年10月15日 下野新聞)

2009.10.13

幕張海浜公園の遊具など焼く 放火か?
(産経ニュース)

12日午前5時半ごろ、千葉市美浜区ひび野の千葉県立幕張海浜公園わんぱく広場のトランポリン遊具と アイスクリーム自動販売機が燃えているのを、通行中の男性が見つけて、119番通報した。
火は10分ほどで消えたが、直径約1・5メートルの円形トランポリンのネット部分と、自動販売機の前面を焼いた。   

県警千葉西署では、現場に火の気がないことから、放火とみて、器物損壊事件として調べている。

現場は夜間も出入りが自由で、子供用の円形トランポリンが6基あった。
他の5基は無事だった。

(2009年10月13日 産経ニュース)

2009.10.2

遊具落下事故14本中12本で溶接不十分 県など調査/高知
(毎日jp)

高知空港(南国市)に隣接する県立都市公園「トリム広場」で先月23日、女児がうんていから落下した事故で、 うんていの溶接が不十分だったことが県などの調査で分かった。

事故を受け、県は数百に上る県管理の遊具について、今月7日までに臨時点検する。
県によると、事故は固定されているはずのうんていの横バーが、回転したために発生。
遊具を分解して調査したところ、横バー14本のうち12本の溶接が、南国市内の製造会社が定める自社基準を満たしていなかった。
本来、「長さ10ミリ程度かつ3点以上」で溶接することになっているが、
12本は5ミリしかなかった。
県の聞き取りに対し、同社は「確認が不十分だった」と話しているという。

同社は県内の公園約40カ所に遊具を設置。
今後は「点」ではなく「円」で溶接し、目視で溶接した場所を確認できるよう改善する方針。
県は実際に遊具を使用して確認する臨時点検を実施。点検マニュアルも改正するという。


(2009年10月2日 毎日jp)