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2009.11.27

広々遊び場、大型店に続々 子育て世代照準 
安全・快適を集客の目玉に
(河北新報)

仙台圏の大型商業施設で、屋内遊園地など幼児や児童を対象にした大型の遊び場が次々に誕生している。 個人消費が冷え込む中、20~30代の子育て世代をターゲットに施設全体の魅力を高め、 集客につなげるのが狙い。
安全で多様な遊びをゆったりとした空間で提供するなど、 各施設は特色あるサービスを打ち出し、親子連れにアピールしている。

イオンモール名取エアリ(名取市)の旧三越部分3階で今月13日、
有料の大型室内公園「ピュアキッズ」が仮営業を始めた。
約2400平方メートルの広々とした空間。 東北最大級というボール10万個でつくった「ボールプール」、 8トンの白砂を敷き詰めた「抗菌砂場」などの遊具が並ぶ。

テーマに掲げるのは「安全、安心、快適」。
会員制で、入場できる子どもは12歳以下に限定した。
担当者は「週末は1日1500人前後が訪れる。 家族で1日中遊べるため、(顧客の滞在時間が長くなり)エアリにもメリットがある」と強調する。

仙台ヒルサイドアウトレット(仙台市青葉区)内の屋内遊園地「キッズUSランド」は10月、 開業1周年を迎えた。巨大ジャングルジムや手こぎボートなど遊び場が盛りだくさんだ。
15分105円で自由に利用できるとあって、来場者は口コミでじわりと増え、 週末は1000人弱に上るという。

今月21日には天然温泉の足湯なども新設し、親へのサービス充実も図る。
担当者は「『家族で楽しめる』がキーワード。確実に施設全体の集客につながっている。 小売業は厳しい状況が続くが、新たな魅力を発信していきたい」と力を込める。

10月末に開業したララガーデン長町(太白区)には、 市の子育てふれあいプラザ「のびすく長町南」が入る。 1日平均約300人に上る利用者は買い物ついでが多く、 民間と公共の施設が手を組んだ相乗効果が出ているよう。
ママだけでなく、パパや祖父母を含めた家族連れが目立つ。

遊具や絵本コーナーなど遊び場も充実しているが、最も力を入れるのが子育て支援だ。
親同士の交流会や子どもの一時預かり、育児相談などさまざまな事業に取り組む。
有田祐子館長は「良質な学びと交流の場を提供したい」と思いを語る。

(2009年11月26日 河北新報)

2009.11.26

遊具塗り替えボランティア (inamai.com)

上伊那の広告、塗装業者の有志が21日、伊那市内の保育園で、 古くなり錆びてしまった遊具などの塗り替え作業をボランティアで行った。

伊那市の西春近南保育園で砂場の屋根や遊具の塗り替え作業を行ったのは、 広告業者や塗装業者でつくる上伊那塗装広告事業協同組合青年部のメンバー6人。

青年部は2007年に発足し今年で2年がたったことから、 地域に貢献していこうと今回初めてボランティアを行った。

青年部のメンバーは、「子供達に大事に使ってもらいたい」と話していた。

(2009年11月22日 inamai.com)

2009.11.26

児童公園:お年寄り向け広場にヘンシン-伊賀・上野農人町/三重 (毎日jp)

◇遊具が老朽化、高齢化率考え健康器具設置

伊賀市上野農人町の児童公園が、お年寄り向けの健康遊具を備えた 「コミュニティー広場」として生まれ変わった。
背中を反らせてゆったり座れるベンチなど3点を備えている。

広場は長さ約20メートル、幅約6メートル。 従来あった子ども向け鉄棒やジャングルジムが老朽化。 地元・上野農人町自治会(杉本秀行会長)の高齢化率(約42%)を考慮し、 お年寄りも気軽に利用できる広場にした。250万円の費用全額に宝くじ助成金を活用した。

広場には、腕を伸ばせるぶら下がり器具や腹筋用ベンチに加え、 幼児向けのスプリング遊具、ミニ滑り台を備えた。
杉本会長は「引きこもりがちなお年寄りも多いが、心と体の健康を保つ憩いの場になれば。
市街地の公園は案外少ないので、子どもたちにもたくさん利用してくれたら」と話している。

(2009年11月25日 毎日jp)

2009.11.24

幼児園裏山に遊びの森整備 園児が植樹し開森式
(山陰中央新報)

東出雲町出雲郷の同町立出雲郷幼児園(松浦道枝園長)の裏山、 通称「うぐいすやま」が、園児が安全に森に親しめる森林教育の場に整備され、20日、開森式があった。
園児たちがヒラドツツジを植栽して整備が完了し、 早速、木製遊具で遊んだり、木について学んだりして活用した。

うぐいすやまは、かつて地元の子どもの遊び場で、園児の保護者の世代も親しんだという。
だが、周辺の道路整備に伴って山が分断されたり、やぶが茂って害虫が増えたりして、 近年は子どもが入らなくなっていた。

再び親しまれる山に、と同園が整備を計画。
県緑化推進委員会の「緑の募金」公募事業に応募し、54万円余りの交付金を得て、 4月から園に隣接する約300平方メートルのエリアで、 やぶの伐採や樹名板と木製遊具の設置などを進めた。
開森式は年長園児39人をはじめ関係者計約60人が出席。 整備の仕上げとして町の花、ヒラドツツジを植え、園児も土を寄せ踏み固めて手伝った。

この後、松江市のNPO法人もりふれ倶楽部の槙原道夫理事長が
「これはハゼノキ。若い芽にさわると、かぶれるので気を付けて」などと周囲の木を解説。
園児はスギを触ったり、木製遊具で遊んだりして木のぬくもりを楽しんだ。

同町の秦潔教育長は
「今の子どもは山の中を走り回ったりする機会になかなか恵まれない。
しっかり自然を体験してほしい」と活用に期待した。


(2009年11月21日 山陰中央新報)

2009.11.24

閉所の保育所を福祉施設に (中国新聞)

広島県世羅町が、3月末で閉所した同町青近の東保育所を、 自閉症など発達障害のある子どもを療育する児童デイサービス事業所にリニューアルする準備を進めている。
来春開所予定で、施設を運営する事業者を24日から募集する。

町内にはこれまで児童デイサービスの事業所はなく、
発達障害児を持つ保護者から設置の要望が出ていた。
現在、町内では23人が障害者自立支援法に基づく児童デイサービスの支給決定を受けているが、 多くは尾道市や東広島市の施設に通所している。

旧東保育所は敷地7363平方メートル。木造平屋554平方メートルの建物や滑り台などの遊具が残っている。 町によると、大規模改修の必要はなく、転用は比較的容易という。

(2009年11月24日 中国新聞)

2009.11.20

大津市:地域に公園管理委託 自販機設置、
収益で自立-来年度から/滋賀
(毎日jp)

大津市は来年度から、公園に自動販売機を設置し、 収益で草刈りなどの公園管理費を捻出(ねんしゅつ)する「自立型」の公園整備を始める。
1000平方メートル以下の「児童遊園地」が対象。 自治会などに管理を委託し、遊具の塗装なども任せるという。来年度から3年間で10カ所を試験整備する予定だ。

児童遊園地は市内に511カ所あり、例年約2500万円の管理費がかかっている。
計画では、市が清涼飲料水などの自販機を置き、その収益で地域住民らに遊具の塗装や草刈りなどをしてもらう。 各地域の特色を生かした公園作りも可能になるとしている。 来年度は2カ所の整備を予定し、約60万円の予算を見込んでいる。

同市公園緑地課は「コストはまだ手探りだが、草刈り代くらいは稼ぎたい」と話している。

(2009年11月19日 毎日jp)

2009.11.19

5公園の遊具撤去、修繕へ 年度内に国分寺市
点検で老朽化など判明
(東京新聞)

国分寺市内にある五カ所の都市公園の計八基の遊具が、老朽化や国の安全基準に合わないことなどから、 放置すれば事故が起きる可能性のあることが、同市の調査で分かった。 同市は年度内に撤去するか修繕することを決め、一部の公園で工事を始めた。

市によると、撤去や修繕の必要があるのは黒鐘公園(西元町四)の四基の他、 国分寺公園(同一)、並木町公園(並木町三)、こばと公園(日吉町二)、すぎのこ公園(同四)の各一基。

国が遊具の安全指針を昨年改定し、遊具メーカーでつくる日本公園施設業協会も安全基準を改定したことから、 市として詳細に点検したところ、基準に合わない点などが判明したという。

黒鐘公園では、山際に設置されている木製遊具のローラー滑り台やロープを上る遊具を修繕。 鉄製うんていは横棒の幅が基準に合わず、 はしごを昇り降りするようにして遊ぶ木製クライムと呼ばれる遊具は支柱の腐食が見つかった。 いずれも近く撤去する方針。

このほか、各公園の滑り台や複合遊具で、 階段の幅が基準に合わないことや指針で組み合わせが禁止されている遊具があることなどが判明した。 修繕できる部分は修繕し、複合遊具は地域住民の声を聞きながら新たな遊具に取り換えていく。

同市は「毎年、点検、補修しており、これまで各公園での事故の報告はなかった。 新指針・基準に合うよう順次、補修や交換をして子どもたちが安心して遊べる環境づくりに努めたい」としている。 

(2009年11月18日 東京新聞)

2009.11.18

つくば市:お年寄りも公園で遊ぼう!!
 2カ所に健康遊具設置 /茨城
(毎日jp)

自宅に閉じこもりがちな高齢者の外出を促そうと、つくば市は高齢者向け健康遊具を市内2カ所の公園に設置し、 18日に茎崎運動公園(同市下岩崎)で竣工(しゅんこう)式と使用法講習会を行う。 介護予防意識の高まりから全国で導入する自治体が増えているが、県内では同市が初の試み。 母親と乳幼児の「公園デビュー」が話題だが、今後は高齢者の「第2の公園デビュー」も期待できそうだ。

遊具は二の宮公園(同市二の宮)にも設置。 手すりのついた円盤に乗って足元のボールをコントロールする「バランス円盤」など、 下半身の筋力やバランス能力を高める遊具を中心に同市が5~6種類を選んだ。

厚生労働省は06年度から介護予防遊具を交付金の対象としており、 2公園の設置費用600万円は同交付金が充てられた。

遊具は、高齢者の地域ケアサービスを研究する筑波大の田宮菜奈子教授(公衆衛生学)の研究室が選定。 今後は、同研究室の協力を得て遊具を使った健康教室も開かれる。

田宮教授は「スポーツジムなどと異なり、青空のもとで気軽に利用できる。
『第2の公園デビュー』につながるきっかけになれば」と話している。

(2009年11月17日 毎日jp)

2009.11.17

ボランティア:養護施設の遊具を補修-佐賀
(毎日jp)

佐賀市金立町の児童養護施設「聖華園」で14日、異業種の企業団体「二○(にわ)会」
(石丸安昭会長、14社)がボランティアで園内の施設を補修した。

二○会は建設業や塗装業、内装業など、佐賀市とその周辺の企業で構成。異業種間の交流のほか、 社会貢献活動に取り組んでいる。
会の名称は、満足げにほほ笑む「にんまり」から取った。

聖華園でのボランティア活動は、さまざまな事情を抱える子供たちを支援したいと昨年から始め、 今回は13社の約30人が参加。手分けして遊具や防護ネットなどを補修した。
石丸会長は「異なる分野の技術力を結集し、社会貢献に生かしたい」と語った。

聖華園の西村彊園長は「園では大がかりな補修はできず、大変助かります。
子供たちも励ましてもらっています」と話していた。

(2009年11月17日 毎日jp)

2009.11.17

県立おだわら 諏訪の原公園 無用の長~物?
(東京新聞)

県が約1億3600万円をかけて小田原市久野に建造中の 「県立おだわら諏訪の原公園」の目玉的遊具・ローラー滑り台が完成したのに 2年4カ月使用できない状態になっている。 滑り台に通じる土地の用地買収が難航しているためだが、 「これでは無用の長物」という厳しい意見や 「早く子どもが遊べるようにしてほしい」という住民の要望も出ている。

県小田原土木事務所によると、地域活性化事業の一環で、県西地域初の県立都市公園。 自然環境をいかしたタケノコ林やドングリの森、トンボの池などふれあい体験の場をつくり出す計画。

一九九七年度に着手し、雑木林など広さ約六十五ヘクタールを三期に分けて事業化する。 一期目(一七・二ヘクタール)の事業費は七十九億円で、二〇一〇年度完成予定。
これまでに展望広場、芝が張られた多目的広場など四・九ヘクタールが出来上がり、〇六年三月に一部が開放された。

ローラー滑り台は、全長約百七十メートル、幅約四十七センチ、高低差三十メートルと県西地域では最長級。
転落防止のパイプも取り付けられ、〇七年七月に完成した。

県は、未買収となっている滑り台に通じる園路用地の取得交渉と並行して、 迂回(うかい)路を造り、来年度中の開放を目指す。 二期目以降は、まだ事業認可されていないが、 隣接地の小田原市のフラワーガーデン(四・二ヘクタール)と一体で利用できるような計画になっている。

松田和幸・同事務所道路都市課長は「いつ滑れるのか、という子どもの声を聞く。
できるだけ早く開放したいが、現段階では利用できるのは来年度中としかいえない」と話している。

(2009年11月17日 東京新聞)

2009.11.13

ブランコ男児骨折事故 勝山市教育長を懲戒処分 福井
(産経ニュース)

勝山市内の小学校でブランコで遊んでいた男児が骨折した平成18年4月の事故で、 同市教委は12日、山範男教育長を減給10分の1(1カ月)とする同日付の懲戒処分を発表した。 当時の教育部長は厳重注意。

賠償を巡る協議が長びき、市は昨年5月、金額を確定させるため男児を相手取り提訴。
福井地裁で今月11日、約750万円の支払いで和解が成立した。

処分の理由は遊具の故障、被害関係者へ十分な説明や配慮をなさないまま提訴に及んだことの管理監督責任とした。

(2009年11月13日 産経ニュース)

2009.11.12

西蔵王公園の芝生広場にタイヤ跡 進入禁止破り何度も旋回 (山形新聞)

山形市の県営都市公園「西蔵王公園」内の芝生広場で、車両が走行してできた多数のタイヤ跡が見つかり、 県村山総合支庁は10日、山形警察署に被害届を提出した。
2度にわたって侵入した形跡があり、被害額は合わせて100万円近くになる見通し。

同支庁によると、同公園の指定管理者である西蔵王公園施設企業共同体の担当者が、 6日に約3600平方メートルの範囲でタイヤ跡を確認。さらに8日、 別の場所でも約1500平方メートルにわたり多数の跡を見つけた。
進入禁止を破った車両が芝生の上を何度も旋回し、5センチほどの深さまで地面を削り取った部分もあった。
同公園では、ほぼ毎日、担当者が巡回しており、被害確認日の前日夕方から確認日の朝にかけた犯行とみられる。

同公園は蔵王山系の豊かな自然環境の中にあり、アスレチック遊具やキャンプ場、バーベキュー広場などを備える。
休日には多くの家族連れらでにぎわう憩いの場として広く親しまれている。
同支庁都市計画課は「大変残念。部分的に削り取られた芝生の張り直しは、根を定着させるため、 来年春を待ってから作業に入ることになるだろう」と話す。
当面は、部分的に穴埋めする程度の応急措置にとどめ、タイヤ跡が残った状態はしばらく続くという。

同支庁管内では、上山市内6カ所の橋に取り付けられた「橋名板」の盗難が9日に見つかったばかり。
相次いだ棄損事件を受け、同支庁は公共施設の点検、パトロールを強化することにした。

(2009年11月11日 山形新聞)

2009.11.9

遊具の保護パネル欠落、大阪市が放置 男児転落し重傷 (asahi.com)

大阪市平野区長吉川辺3丁目の長吉東部南公園で7日、 同区に住む小学1年の男児(6)が遊具(高さ1.6メートル)から転落し、右ひじの骨を折る重傷を負った。
市によると、遊具の保護パネルがはずれていて、そこから転落したとみられる。
10月23日には職員がパネルの欠落を確認し、同29日には市民から修理の要望を受けながら、 市は処置をしていなかった。

遊具は、すべり台などがある複合遊具。
手すりの下に木製のパネル(縦1.1メートル、横40センチ)が設置されていたが、事故当時は欠落していた。 男児は市に対し、「パネルがなかったところから落ちた」と説明したという。

市南部方面公園事務所によると、定期点検した10月23日に職員がパネルの欠落を確認。 だが、同事務所が管理する約190公園すべての定期点検が終わる11月中に対策を考えることにし、 応急処置はとらなかったという。
さらに29日には市民から同事務所に「パネルがなくなっているので、早く修理をしてほしい」 という電話があったが放置し、再度遊具を確認に行くことはしなかった。

市は7日夕、男児の母親から報告を受け、事故を把握。 約1時間半後にロープやテープで当該場所を囲うなどの応急処置をした。 8日には周辺の公園の緊急点検をし、9日までに市内954公園の点検をすることにしている。 同事務所の田中幸一所長は「危険性の認識が薄かった。考えが甘く、申し訳ない。 今後応急処置のルールを作りたい」と話している。


(2009年11月8日 asahi.com)

2009.11.9

盛岡の県営団地でブランコ破損、小6男児けが 県内43基使用禁止/岩手 (YAHOO!ニュース)

県建築住宅課は6日、県営松園西団地(盛岡市)内の公園に設置したブランコの金具が破損し、 遊んでいた小学6年生の男子児童がかすり傷を負った、と発表した。
同課は同日、県内の県営住宅に設置しているブランコ計43基の使用を禁止した。
今後、1カ月かけて全遊具を点検する。

同課などによると、3日午後2時半ごろ、ブランコの鎖をつっている金具のボルト(直径約1センチ)が折れた。 遊んでいた男子児童がけがをした。
4日午後5時ごろ、県営住宅の指定管理者・建築住宅センターが連絡を受け、確認したところボルトがさびていた。
ブランコは78年に設置し、同センターが毎月、目視点検していた。
10月には、異常はなかったという。

同課によると、県営住宅のブランコは、70年代後半から80年代前半と、 今回事故があったものと同時期に設置されたものが大半を占める。 同センターの金田義徳常務理事は「金具も点検すべきだった。今後、考慮していく」と述べている。

(2009年11月7日 YAHOO!ニュース)

2009.11.5

母親は外遊びより勉強を重視 遊具会社ネット調査
(下野新聞)

子どもの勉強時間をもっと増やしたいと考えている母親は68%に上るのに対し、
外遊びを増やしたいと思っているのは44%にとどまることが4日、
遊具輸入販売「ボーネルンド」(東京)が実施したインターネットを使った調査で分かった。

調査には、3~12歳の子どもを持つ全国の母親400人が答えた。

遊びを頻繁にする割合について、母親が子どもだったころと、今の子どもを比較したところ、 外遊びの割合は母親世代が52%だったが、子どもは37%だった。
室内遊びの割合は母親世代が24%で、子どもは52%で母子では逆転していた。

子どもが「疲れた」と言う頻度を聞いた質問では、母親の5%は「頻繁に言う」、
26%は「たまに言う」と回答。運動をした後など「適切なときだけ言う」のは37%だった。
疲れの原因では「しっかり遊んだから」が37%ある一方、「体力がない」が26%、
「睡眠不足」が21%あり、生活の乱れなどによる体力低下の傾向もうかがえた。

結果を分析した山梨大の中村和彦准教授(発育発達学)は
「遊びの経験は身体運動のほか、情緒や社会性の発達につながる。
遊びが、子どもの成長に意味があるという認識を深めるべきだ」と話している。

(2009年11月4日 下野新聞)

2009.11.1

子どもたちが大型遊具に歓声 上山市が市民公園に新設
(山形新聞)

上山市は子育て支援事業の一環として市民公園に大型複合遊具を新設した。
「子どもたちの遊び場が欲しい」との市民の要望を受け、大型滑り台や登山遊具、 スプリング遊具など幼児から小学生まで楽しめる施設を整備。
現地で31日、オープン式が行われ、遊具に歓声を上げる子どもたちでにぎわった。

遊具は児童向けと幼児(3~6歳)向け。 児童向けの大型複合遊具は、体力と技術を駆使して遊んでもらおうと、展望タワーやうんてい、ネットのほか、 パイプの中を滑り降りる「チューブスライダー」、幅広の滑り台「ワイドスライダー」を備える。
岩にしがみついて遊ぶ登山遊具を隣に設置した。

幼児向けには、想像力をはぐくむ遊び場として、駅や機関車をイメージした遊具と、 動物などをかたどったスプリング遊具を整備。
遊具の周辺に芝生を敷き詰めてベンチを置いたほか、公園内に展示されている機関車やトイレを塗装し直した。

市が2007年に保護者らを対象に行ったアンケートで「子どもたちの遊び場が少ない」 「親子一緒に外で遊ぶ場を整備してほしい」などの要望が寄せられた。 子育て支援の充実を最重要課題に掲げる市はこうした意見を踏まえ、 国の地域活性化・経済危機対策臨時交付金を活用し、本年度予算で事業費約2500万円を計上した。

オープン式では横戸長兵衛市長が「カラフルな遊具で公園がひときわ明るくなった。 子どもたちに大いに遊んでもらい、元気に育ってほしい」などとあいさつ。
上山幼稚園児によるマーチングバンド演奏とテープカットに続き、子どもたちが早速、遊具に駆け寄っていた。

(2009年10月31日 山形新聞)

2009.11.1

壊れた柵を放置、転落した女児骨折…福岡の公園
(YOMIURI ONLINE)

福岡県太宰府市の「梅林(ばいりん)アスレチックスポーツ公園」で、 多目的広場にある観覧スタンドから同県内の小学校3年女児(9)が落ち、 頭蓋(ずがい)骨骨折の大けがをしていたことが分かった。
2年前に柵が壊れていたが、市は放置していた。

市都市整備課によると、事故は11日午後2時頃に発生。
親類らと遊んでいた女児が、転落防止用の柵の壊れた透き間から2・1メートル下のコンクリート面に落下した。
女児は先週退院し、回復に向かっている。

観覧スタンドは多目的広場に面しており、高さ1・2~2・1メートルのコンクリート製。
柵は高さ1メートルで、アルミ製パイプを2メートル間隔で設置していた。
パイプの下部が延べ約80メートル分盗まれ、透き間が空いていた。
市は約2年前に把握したが、「柵の機能に問題はない」として放置したままだった。

市は「結果として大事故を招き、大変申し訳ない。
一日も早い回復を願い、誠意を持って対応させていただく」と話している。

(2009年10月29日 YOMIURI ONLINE)