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2010.11.30

公園浄化槽に転落、重傷 中央市の男性 ふた劣化、市が示談金(山梨日日新聞)

中央市が管理している都市公園で3月、40代の男性が公園内のトイレの浄化槽のマンホールのふたを踏んだところ割れ、浄化槽内に転落して尾骨を折る大けがをしていたことが、29日分かった。調査の結果、マンホールのふたが劣化していたことが原因の可能性があり、市は男性に治療費など約27万円を支払うことで示談が成立した。

市管財課によると、男性が公園内を歩行中、直径約50センチの円形のマンホールのふたを踏んだ。ふたが割れ、男性は深さ約1・3メートルの浄化槽に転落した。

ふたは樹脂製で、設置から15年ほどが経過。市は年1回点検をしていたが、これまで異常はなかった。事故後の調査で、ふたの劣化が割れた原因の可能性として指摘された。

市内の都市公園の多くは下水道に接続、浄化槽はない。事故があった公園でも、事故前からトイレと下水道をつなぐ工事が予定されていた。下水道に接続後、浄化槽は撤去し、マンホールの部分はなく、舗装したという。

市は男性に対し、治療費や慰謝料などとして約27万円を支払うことにした。同課は「点検に行き届かない部分があったかもしれない。浄化槽がある公園については今後このようなことが起こらないようにしていく」としている。

(2010年11月30日 山梨日日新聞)

2010.11.30

東京ドームの人気遊具で指3本切断…点検の女性(読売新聞)

29日午前9時10分頃、東京都文京区後楽の遊園地「東京ドームシティアトラクションズ」で、人気遊具「タワーハッカー」のモーター部分を点検していた委託業者の女性従業員(26)が誤って右手の指を挟まれた。

女性は病院に搬送されたが指3本を切断する重傷。警視庁富坂署で原因を調べている。

当時は開園前で、客はいなかったという。タワーハッカーは乗客を乗せて地上80メートルから垂直に落下する遊具。

(2010年11月29日 読売新聞)

2010.11.26

高島で遊具転倒 子ども3人けが(読売新聞)

23日午後0時15分ごろ、高島市今津町日置前の今津総合運動公園内で開かれていた「2010たかしま産業フェア&そばフェスタ」で、空気で膨らませたビニール製遊具(縦8メートル、横8メートル)が強風で倒れ、中で遊んでいた3歳男児、4歳男児、9歳女児の3人が頭や腹などを打撲した。

高島署によると、遊具は高さ50センチほどの床部分がトランポリンで、床上50センチにビニール製の柵もあった。当時、遊具の中には子ども15人がおり、遊具が風にあおられて床が浮かび、横転。その際、機械で送られていた空気が部分的に抜け、しぼんだ床に子どもたちが落ちて、将棋倒しになったという。

彦根地方気象台によると、当時、今津地域で北北西の風4・4メートルを観測。琵琶湖に「強風注意報」を出していた。気象台は「局地的に強い風が吹いたのではないか」と分析している。

イベント事務局の市商工会によると、遊具付近には職員3人がいたが、転倒防止の重しなど対策を取っていなかった。

(2010年11月24日 読売新聞)

2010.11.26

公園の時計落下 ねじ使わず固定(中日新聞)

横浜市は22日、瀬谷区相沢の「相沢四丁目公園」の園内灯(高さ約5メートル)の約4メートル部分にあった時計(直径50センチ、重さ約4キロ)が落下したと発表した。けが人はなかった。

市によると、公園の利用者が15日夕に時計が落ちているのを見つけた。時計は本来、ねじと溶接で園内灯の支柱に取り付けた金属製のバンドに固定しなければならないが、施工業者が溶接だけで固定していたという。

この時計は今年3月に設置されたもので、市は2008~09年度に取り付けた時計105個の緊急点検を行っている。半分ほどの点検を終え、今のところ、ねじのないものは見つかっていないという。

(2010年11月23日 中日新聞)

2010.11.18

ブランコ事故で長久手町職員ら書類送検へ(中日新聞)

愛知県長久手町の岩作(やざこ)児童遊園で昨年6月、ブランコのロープが外れ当時小学2年生の女子児童がけがをした事故で、県警捜査一課と愛知署は近く、業務上過失傷害の疑いで、遊具管理を担当していた町係長級の男性職員(38)とブランコ製造会社「コトブキ」(本社・東京都)の社員を書類送検する。捜査関係者が明らかにした。

捜査関係者への取材では、社員は不具合が判明していたブランコの改修を怠り、男性職員は不具合の連絡を住民らから受けながらも使用禁止などの安全措置を取らず、女子児童にけがをさせた疑いが持たれている。

捜査関係者によると、岩作児童遊園のブランコの同型で事故前に不具合が発覚し、全国に設置された十数基を対象に同社は改修を進めていた。社員は改修業務の責任者だったが、同児童遊園を含む数基が改修漏れだった。

一方、長久手町には当時、地元の住民や小学校から「ブランコのボルトが外れている」などと連絡が寄せられていた。

事故は昨年6月10日に発生。ブランコはタイヤをロープ3本でつった仕組みで、女子児童は友人と乗っていた。ロープを固定するボルトが緩んでいたためうち1本が外れ、女子児童は約80センチの高さから落下し頭部を強打。脳挫傷などを負い意識障害も出たという。

(2010年11月17日 中日新聞)

2010.11.12

事故:バスケのゴール倒れ、小6が重傷 厚木・清水小 神奈川(毎日jp)

10日午後0時15分ごろ、厚木市妻田西3の市立清水小学校の校庭で、特別活動の授業中だった6年生男児(12)がバスケットゴール(高さ3・8メートル、重さ130キロ)のリングにぶら下がったところゴールが手前に倒れ、男児は左手親指を挟まれて複雑骨折の重傷を負った。

市教委によると、男児は他の児童に肩車をしてもらいリングにつかまった。直後に確認したところ、ゴール台座を固定する鉄製のくい(長さ約50センチ)3本がなくなっていた。先月の定期点検で異常はなかったという。故意に抜かれた可能性があるため、学校は厚木署に事故を届け出た。

市役所で会見した志佐校長は「危機管理に問題があった。(器具の正しい使用について)児童と教諭に徹底させたい」と述べた。

(2010年11月11日 毎日jp)

2010.11.9

公園の遊具から転落、女児軽傷 静岡(産経ニュース)

8日午後1時ごろ、湖西市新居町新居の「新居文化公園」で、近くに住む小学6年生の女児が、遊具から転落し、頭を打って軽傷を負った。湖西署によると、女児は一時意識不明となったが、病院に搬送する途中に意識を取り戻し、消防隊員の問いかけにこたえているという。

調べでは、女児は両手がふさがった状態で、滑り台付きジャングルジムの上にある高さ約3メートルのひさしに上ろうとして、何らかの理由で落下したという。女児は同級生と2人で、公園に遊びに来ていた。

(2010年11月9日 産経ニュース)