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2011.7.15

保育施設の散歩車転倒、2歳園児が指切断(読売新聞)

消費者庁は14日、さいたま市の保育施設で4月、園児を乗せる散歩車が転倒し、園児1人が指切断の重傷を負う事故が起きたと発表した。

同庁や市によると、4月28日、同市北区の認可外保育施設の玄関前で、保育士が4~6人乗り用の散歩車に4人目の園児を乗せようとしたところ、散歩車が転倒。散歩車に乗っていた3人のうち、2歳の男児が左手薬指の先端を切断する大けがを負った。散歩車は大きな籠に4個の車輪が付いたタイプで、園児3人が片側に寄り、バランスが崩れたという。同施設などは、散歩車メーカーの担当者とともに事故原因を調べている。

(2011年7月15日 読売新聞)

2011.7.15

公園遊具の安全性確認 金沢市が定期点検開始(富山新聞)

金沢市の公園遊具定期点検は21日、市内各所で始まり、市の委託を受けた専門業者が遊具の劣化の有無や安全性に問題がないかを確認した。7月15日までに、市が管理する公園415カ所で808基を調べる。

初日は、遊具メーカーなどでつくる日本公園施設業協会のメンバー7人が各公園を回った。玉鉾2丁目の玉鉾公園では、協会員がブランコや滑り台の支柱などをハンマーでたたいたり、揺すったりしながら、強度に問題がないかを確かめた。

専門業者による点検は年に1回で、昨年度は点検などを受けて47基を撤去、110基を修繕した。このほか、金沢まちづくり財団が月1回点検している。

(2011年6月21日 富山新聞)

2011.7.14

ブランコ事故が続発 明和の3小学校(中日新聞)

明和町内の小学校で今月、校庭のブランコの板が落ちる事故が相次いで3件発生した。大淀小では、3年生の女児が転落して軽いけがを負った。町は再発防止に努めている。

10日午後4時ごろ、大淀小の校庭のブランコで同小3年の女児が遊んでいたところ、チェーンと板をつないでいた金具のボルトが片方外れた。板の上に立っていた女児はバランスを崩して転落し、顔を擦りむいた。

14日に上御糸小、15日に明星小でも同様の事故が起こったが遊んでいた児童にけがはなかった。両小のブランコは大淀小にあるものと同じ型だった。

事故が起こる数日前にいずれの小学校でも、町の委託で民間会社「日本運動施設サービス」(名古屋市)がブランコを含む遊具の点検をしていた。その際に異常はなかったという。

事故を受け、大淀小ではブランコの金具を、ボルトを使わない溶接のものに変えた。上御糸小と明星小では毎朝点検して使用を続けており、今後、溶接のものに変えていく。

町では遊具のある幼稚園などに注意喚起をしたほか、同社に再点検を依頼している。

(2011年6月21日 中日新聞)

2011.7.13

事故防止へ松山市が公園の遊具一斉点検(愛媛新聞社ONLINE)

子どもたちの遊具利用が増える夏休みを前に、松山市は7日、市内の207公園の遊具を一斉点検した。

安全性確保と事故防止のため、この時期に毎年している。

同日は職員のほか、市公園管理協力連絡協議会や遊具設置業者ら約260人が市内9ブロックに分かれ、ブランコや鉄棒、滑り台など全ての遊具に危険箇所はないか確認した。

同市南高井町の杖ノ淵公園では、鉄棒の木製部分を金づちに似た器具で軽くたたき、音をチェックし、内部に腐食がないかを調べていた。市公園緑地課は「事故の防止には点検が重要。子どもたちが安全に遊べるよう定期的に確認していきたい」と話した。

(2011年7月7日 愛媛新聞社ONLINE)

2011.7.12

市立公園の遊具で転倒、中1男子けが/相模原(カナロコ)

相模原市都市整備公社は3日、指定管理者を務める市立小山公園ニュースポーツ広場(同市中央区小山)で市内在住の中学1年の男子生徒(12)が負傷した、と発表した。

同公社によると、事故は2日午後2時35分ごろ、同広場のボウルセクションで起きた。男子生徒がスケートボードでボウルセクションの滑走面を上から下へ滑走した際、滑走面の樹脂板を固定するナットが外れていたため、むき出しになったボルトにスケートボード後部の金具が引っかかり、転倒したという。

男子生徒は右側頭部を打ち、市内の病院に搬送。異常は見つからず、3日午前に退院した。

ボウルセクションは2日開場前の目視による点検では、ボルトの緩みなどの異常は発見されなかったという。事故後、同公社はボウルセクションを閉鎖、4日に専門業者による緊急点検を行う。

(2011年7月3日 カナロコ)