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2011.8.15

「鉄棒にさび」「見通し悪い」市地域活動連絡協、公園の安全点検(宇部日報)

「鉄棒にさびが出ている」「外からの見通しが悪い」など、宇部市地域活動(母親クラブ)連絡協議会(青木里美会長、600人)が今年度実施した公園の安全点検で、子供とその保護者らが身近な危険を感じている場所が市内に多くあることが、12日までに分かった。

協議会が活動している市内20校区の53カ所の公園を対象に、各校区ごとに7月3日から21日にかけて、延べ536人が利用者の目線で点検を行った。

その結果、特に「問題なし」と判断できる公園は14カ所にとどまり、残る39カ所では遊具やトイレ、周辺環境のいずれかで問題点や不具合が指摘された。

遊具の問題点で目立つのは、鉄棒やジャングルジムなどのさび付きと、基礎のコンクリートがむき出しになっているというもの。ほかに、ブランコの腐食、砂場なのに砂がないという所もあった。

環境面では、夜間は暗い、ベンチが朽ちている、フェンスが劣化、樹木で死角、ごみが散乱などの指摘があった。

点検活動は、全国地域活動連絡協議会の呼び掛けで、夏休み前の7月第2日曜日から1週間を原則として全国一斉に実施。

市協議会では2003年度から取り組みを開始した。点検結果は管理者に報告し、事故の未然防止に役立てている。緊急性のあるものは、市地域の安全づくり連絡協議会を通じて市に改善を要請している。

青木会長は「活動当初と比べると、遊具や公園の安全に随分と市民の関心が高まり、明るく、ごみの少ない公園が増えてきたと感じる。しかし、協議会として推薦できる公園はまだまだ少ないのが現状」と述べ、点検活動を継続する必要性を訴えている。

市はこの点検活動とは別に、遊具のある市内328カ所(昨年度末現在)の公園を定期的に点検し、安全確保に努めている。不具合を発見したものは、使用禁止措置や修理を行っている。市公園緑地課によると、昨年度は121件の修理を行い、老朽化などで補修が困難な3件の遊具を撤去した。

(2011年8月13日 宇部日報)

2011.8.15

送風機で5歳児指切断 横浜の遊具施設(東京新聞)

十一日午後三時四十分ごろ、横浜市都筑区中川中央二の屋内遊具施設「アメイジングワールド・ルララこうほく店」四階で、同市青葉区の幼稚園の男児(5つ)が、バルーン型の遊具(縦横約四メートル、高さ約二メートル)に空気を送り込む送風機(直径約四十センチ)が入った木箱に左手を入れ、中で回転していたファンの羽根で、人さし指の第一関節を切断する大けがを負った。

神奈川県警都筑署は、施設側の安全管理に問題がなかったか、十二日に実況見分をするなどして調べている。同署によると、木箱は遊具から二メートル離れた場所に置かれ、ホースで遊具につながっていた。男児は木箱の付近で遊んでいる最中に、木箱の隙間に左手を入れたとみられる。
男児は母親(34)と施設に来ていた。

(2011年8月12日 東京新聞)

2011.8.11

愛知こどもの国、廃止検討対象 老朽化、維持に多額経費(中日新聞)

ミニSLなどが人気の西尾市の児童遊園「愛知こどもの国」が廃園になる可能性が出てきた。老朽化が進み、維持に多額の経費がかかるため。県が8日、廃止や縮小を検討する行政改革の対象事業として発表した。

愛知こどもの国は県政百周年を記念し、1974(昭和49)年に開園した。三河湾に近い100万平方メートルの園内には、1周1キロのミニSL「こども汽車」やゴーカートコース、ヤギやヒツジとふれ合える動物広場などがある。

県によると、園の維持費は年4億円で、乗り物や遊具を補修して使い続けている。ただ、老朽化が激しく、10年以内にほとんどを更新する必要があるが、その費用負担は難しい。ミニSLなど有料施設の年間延べ利用者は、ピーク時の86年の半分以下、30万人まで減った。

県は「廃止を視野に在り方を見直す」と位置づけ、所在地の西尾市側と近く協議を始める。

榊原康正西尾市長は「県から詳しい内容を聞いていないのでコメントしようがない」と話す一方で「行革対象となった他の施設との兼ね合いなどを見て、県と協議しながらこちらの意向を伝えたい」と話している。

県の行革対象事業は計46件で、予算額は2400億円相当。「廃止を視野」とした施設には、岡崎市の野外教育センターや岡崎総合運動場も含まれる。26日まで県のホームページで県民の意見を公募し、秋には一部事業の廃止や縮小を決める。

(2011年8月8日 中日新聞)

2011.8.11

公園や広場など除染作業を開始 本宮市(福島放送)

東京電力福島第一原発の事故を受け本宮市は8日、市内の公園や広場などの除染作業を開始した。
公園や公民館前の広場など88カ所の表土を除去し、線量低減を目指す。
剥がした表土、芝生は敷地内に穴を掘り埋める。
公園の遊具などは高圧洗浄機で除染する。
8月末までに作業を終える予定。
同日、市内のみずいろ公園と白沢公民館和田分館で除染作業の開始式が行われ、高松義行市長が「市民の安全のためにできる限りの作業を進める」と語った。

(2011年8月9日 福島放送)

2011.8.10

緑ケ丘公園の遊具燃やされる(WEB TOKACHI)

帯広市緑ケ丘公園(緑ケ丘2)にある遊具が燃やされているのが8日夜、見つかった。夏休み中に起きた悪質ないたずらに関係者は強く憤っている。帯広署は器物損壊事件として捜査を始めた。

被害に遭ったのは、児童遊園のトンネル遊具内に張られたネットで、子供たちが上を歩いて遊ぶ。幅約1.2メートル、長さ約3メートルにわたってほぼすべて焼け落ち、溶けたネットが地面に貼り付いている。

遊具入り口にはシャッターがあり、午後7時ごろから翌日午前6時ごろまでは閉じられている。8日午後7時すぎ、管理会社社員がシャッターを閉めに行った際に発見、市が同署に被害届を出した。

市みどりの課によると、過去にもネットの一部が焦げていたことはあったが、今回ほど広範囲に焼かれたのは初めて。修繕のため、当面の間、使用できない。

(2011年8月9日 WEB TOKACHI)

2011.8.4

転落:遊具破損、2女児けが ブランコ溶接部外れ--和歌山の公園 /和歌山(毎日jp)

和歌山市太田の南太田公園で7月29日に複合遊具のブランコの金具が破損し、2人乗りしていた小学6年生の女児2人が転落、手の指を打撲するなどの軽傷を負っていたことが分かった。

公園を管理する市公園緑地課によると、2月の点検で金具の摩耗が見つかり、市内の業者が金具を交換、溶接した。事故はブランコと上部の柱をつなぐ、この丸い金具の溶接部分が外れて起きた。

市は業者に再発防止の行政指導を行うとともに、10~11年度に行った修理50件の再点検を指示した。

(2011年8月4日 毎日jp)