トップバナー

2009.6.30

宇多津の臨海公園に遊具広場がオープン(四国新聞社)

090630

再編整備の進む宇多津町臨海公園の遊具広場が完成し、30日にオープンした。開場記念式典には谷川町長をはじめ、町議や町内の園児たち約250人が参加。小雨の中、子どもらは元気に遊具を満喫、新しい遊び場の誕生に歓声を上げた。  同公園は設置から約20年がたち、老朽化などが進んでいた。再編整備は国の交付金事業として1月にスタート。ほかの施設に先だって遊具広場が完成した。広場の施工費は約1億円。  広場は町内の幼稚園や保育園の教員からアンケートを募り、改修計画に意見を採用。子育てや親子のコミュニケーションづくりへの配慮を重視している。  広さは従来の約4倍となる約2800平方メートルに拡大し、灯台をモチーフにした大型複合遊具、波形すべり台や「スカイロープ」など大小16基の遊具を設置。休憩施設や給水場、児童が壁画を描いたトイレなども備え、親子や幼児が過ごしやすい空間となっている。  式典では谷川町長らがあいさつし、園児の代表がくす玉を割った後、子どもら約200人が一斉に遊具で「遊び初め」した。  再編整備計画では、産業資料館が18日にリニューアルオープンする予定。その後、駐車場の拡充などを進め、10月末の「恋人の聖地モニュメント」などの完成で終了するという。

(2009年6月30日 四国新聞社)